宇津江四十八滝
(うつえしじゅうはったき)

(2000年8月28日)

 残暑が厳しい日々で今回は涼を求めて、滝のあるところへとめざすことにしました。どうせなら一度に沢山見られるところをと思い地図で調べてみると、岐阜県飛騨地方の古川町を過ぎて高山市方面に少し行った国府町宇津江四十八滝というところがありました。


宮川にかかる橋の上から
高山本線の電車撮影

 まずは高速で富山インターまで行き、そこから国道41号を岐阜県方面へ車を走らせました。そのまま数河高原に向かって行けば近道なのですが、いつもは滅多に通らない国道360号を宮川沿いに宮川村経由で行くことにしました。

 360号線はドライブコースとしてはとても景色が良く目を楽しませてくれます。谷間に流れる宮川には高山本線も平行して通っています。電車に乗ってこの景色を見るのまたいいものだと思います。


無人販売所


新鮮な野菜がとても安い

 さて、宮川村に着くと今度は高山の方に向け国道471号を走ります。しばらく行くと先程の国道41号に合流します。古川町を過ぎた所にある道の駅「アルプ飛騨古川」で休憩しました。もう、目的地はすぐそこです。地ビールを売っていたので買いました。(飲んでいません飲酒運転はいけません。念のため)

道の駅からすぐに「宇津江四十八滝」と書かれた標識があり、その通りに右に折れて山村地帯を走ると行き着くところにありました。金沢から今回は遠回りしたので休憩をいれて3時間弱で着きました。

宇津江四十八滝県立自然公園

 宇津江四十八滝県立自然公園は、滝群と渓谷を中心とする面積役800haの公園です。
宇津江四十八滝は、標高1,200mより流れ落ちる大小かぞえきれないほどの滝の総称です。また、さまざまな伝説を秘めた滝をめぐると、神秘的な世界を感じさせてくれるでしょう。さらに展望台からは、遠く北アルプスの山々の勇姿を望むことができます。
 なお、この地域は、全国自然100選地、県水と緑の環境100選地、県名水50選地、国際モデル地区に指定されています。

岐阜県

そこはキャンプ場、バンガローなどの施設もあり、いろいろとアウトドアを楽しめそうなところでした。

遊歩道は川に沿って標高差400bを登っていきます。行き着くところは標高1200bです。下記の写真は下流から上流に向かって順番に載せてあります。


          平滝
地形的に平たく、滑らかに流れることから名付けられた。


函滝

 かなり急な坂道を上っていくのですが、50m、70m,100mぐらいの間隔で滝があるので、疲れることもなく自然に楽しみながら登っていけます。


        上段滝
三つ見える滝の一番上にあることから名付けられました。



     梵音滝(キヨノキ滝)
お経を読むときキヨノ木を叩き拍子をとるところが、滝の音に似ていることから名付けられました。
 

              王滝
 
宇津江四十八滝の中で、特に優れて大きいことからと名付けられました。

   銚子口滝(ちょうしぐちたき)
銚子に柄のついた器で、お酒をつぐように見えることから名付けられました。

       障泥滝
由来、乗馬に使うあおりを表したもので、馬の腹に傷がつかない様に布を巻く、その布のように見えることから名付けられました。


展望台
北アルプスを望む

  展望台は見晴らしがとても良く遠くの北アルプスの山々ものぞむことができます。ベンチもありちょうどいい休憩場所です。しばらくじっと山を眺めるのもいいものです。ここはほとんど最終地点に近いところです。    


       布晒滝(ぬのさらしたき)
巾広く流れ真白い布をさらしたように見えることから名付けられました

70歳前後の5人グループからファミリー、アベック、山男風な人まで様々な方が訪れていました。

       瑠璃滝(るりたき)
差し込む太陽が瑠璃色に輝き神秘性のあることから名付けられました。

       上平滝(かみひらたき
地形的にも平坦で上流部にあることから名付けられました

 ここが一番最上部になり標高1,200mあるらしいのですが、もっと涼しいかと思ったのに案外暑く感じました。結構、急な所を登ってきたので暑く感じたのかもしれません。でも、風はさわやかでした。

下記の写真からは同じ道を下って行った時の写真です。

 ここの遊歩道はすれ違いが出来ないほどの狭い山道で、登る人、下る人、道を譲り合いながら歩かなければなりません。登山の時のように、すれ違うときに「こんにちは」と挨拶をかわしあっていました。


    朝霧滝(あさぎりのたき)
朝立ちこめる霧が美しく流れるような兆をなしていることから名付けられました。

      魚返滝(うおがえりたき)
これより上流に魚が上れないほど険しいことから名付けられました。


遊歩道入り口に戻ってきました


この山を登ってきました

 ようやく駐車場までつきました。さっさと登って下りてくれば1時間はかからないように思えます。いろいろな滝を楽しみながらの山登りなので苦にはならないです。ただ遊歩道は急なところや岩もゴロゴロしているのでハイヒールやサンダルは避けた方がいいかと思います。履き慣れたスニーカーであれば充分です。

 さて、お昼近くになりました。ここを離れて今度は神岡の方に戻り富山県の有峰湖へと向かいました。