池田町〜勝山市

(2000年7月3日)

金沢から高速道路を利用し車で約1時間40分で着きます。しかし、手持ちの地図には載ってなかったので、うる覚えで半分あてずっぽうに運転したため、迷いに迷って2時間以上かかってしまいました。

まず高速は鯖江インターでおり、次に今立町から池田町に行きそこから大野市に向かう道に入ります。
狭い山間部の道で家も全くないので車もほとんど通っていませんでした。

上左が滝の全貌、右が上部、下記が滝壺です。

日本の滝100選の一つです。
落差は60bあり、岩肌を細かく幾筋にも分かれて流れ落ちています。
昔、ここに龍双坊という修行僧が神仏像を彫刻し、一念行願をしたとも伝えられています。

数年前、偶然にここを見つけました。私のお気に入りの滝です。

そこから、90b上がったところに滝見台がありましたが、木が生い茂っていてほとんど見えない状態でした。また、滝のいわれを書いた看板も粉々に壊れていました。池田町役場の方、修復お願いします。

   

耳岩菩薩

龍双ヶ滝を大野方面に少し行くと耳岩菩薩があります

ここには下記のような説明が書いてありました。
耳岩菩薩

 稗田川と村松川が合流するこの付近は、かつての稗田集落の跡である。
 水のきれいなこの付近の谷川沿いには、水辺や山野に住む「ブヨ」が多く発生し、この虫が耳に入って耳の病気を患う村人が多く困っていた。
 ある夜のこと、何人かの村人の夢枕に「白山神社の横の岩壁は、今は土砂に埋もれていて見えないが、耳の菩薩様である。すぐに土砂を取り除いてこの菩薩にお祈りすれば耳の病気は治る。」というお告げがあった。
 村人が早速土砂を取り除いてみると、耳の形をした岩壁が現れたので、洗い清めて祈願すると、村人の耳の病気はすぐに治った。
 それから、稗田には耳の病気になる者は一人もなかったという。
 その話を伝え聞いて各地からお詣りがあり、遠くの人は代表を頼んで来た人も多く、参詣した人はみな耳の病気が治ったという霊験あらたかな菩薩様である。

祠の奧に耳の形をした岩壁がありました。私も最近耳に病(大したことはないのですが・・)があるので10円をお賽銭にしてお祈りしました。

大野市を抜けて勝山市に入りました。ここに歴史のある平泉寺白山神社があります。創建は717年、白山開山の祖泰澄によるものといわれています。中世の最盛期には48社36堂6千坊が点在していたそうです。鎌倉時代には兄頼朝に追われた義経が奥州平泉に落ちのびる途中に詣でたことが「義経記」に書かれており、また「太平記」には平泉寺の僧兵も書かれているとこなどから、その規模、重要な拠点であったことがうかがえます。

しかし、1574年に一向一揆の兵火によって焼失し、10年後に賢聖院顕海が再興をはかったが往事の壮観を回復できなかったそうで、現在の拝殿は元の大拝殿の10分の1にすぎないそうです。

参道入り口は石段がつづきます。 日本の道100選のひとつになっている参道です。
参道両側は大きな杉の林です。数百年の時の流れを見続けていると思うと感慨深いものがあります。
ここはとても静寂で聞こえるのは野鳥の鳴き声だけでした。落ち着くことができ、心を浄化させるには最高の場所です。だから、一人かまたは気のあった人と二人だけで訪れたほうがいいと思います。団体でワイワイガヤガヤではせっかくの雰囲気も台無しになります。
苔むした庭が美しく、京都の苔寺に勝るとも劣らないほどです。

昼食は越前名物おろしそばを食べました。(そばのうえに大根おろしと削り鰹や刻みネギをのせつゆかけて食べる)いたってシンプルですが、これがなんともいえずうまいです。

勝山から国道157号線(白山方面)を通り石川県白峰村を経由して帰ってきました。

後日談:福井に住む友達に聞いたところ、平泉寺のそばで売っているソフトクリームは有名でとても美味しいとのこと。当日それを知らなかったので、コンビニでソフトクリームを買ってしまったことが心残りです。