曽々木海岸

(2001年1月22日)

  この日は新世紀のお出かけ初めとなりました。1月に入って悪天候が続きついには15年ぶりの大雪となりました。それで、金沢よりいや自宅より1ッ歩も出られないくらいの日々を送っていました。

 前日は石川県民総出の雪かきデーで、それでようやく除雪が進み今回出かけることが出来ました。といってもまだまだ雪が多いこの季節、何処に行こうにも目的が見つかりません。どうせならこの悪天候ならではの場所をと考えました。そこでひらめいたのが能登の冬の荒海を見に行くことでした。

 能登半島の北の海岸線にあたる曽々木海岸をめざしました。金沢からは能登有料道路で穴水へ行き輪島を経由して行くのが普通です。今回は有料道路を途中で降り、中島町で名物のカキを食べるため寄り道し内浦沿いに能都町まで行き、そこから柳田村を通り曽々木海岸に出ました。今年の雪は能登方面にも多く降りました。道の両側に大変多くの雪が積もっていました。また田圃が雪野原になっていて大変綺麗な雪景色でした。ちなみに我が家はこの柳田村の田圃で収穫された米を日頃口にしています。大変美味しいと評判です。(CM代はもらっていませんので・・・念のため)

窓岩


曽々木海岸のシンボル窓岩

 柳田村から上時国家、下時国家前を通っていくとすぐ曽々木海岸にでます。上時国家、下時国家は平清盛の義弟平大納言時忠がこの能登に流され没した後、その子孫が平の姓を捨て住んでいた所です。ここには何回も訪れているので今回は寄りませんでした。能登観光にここは外せません。

さて、海岸に出ると急に雪が少なくなっていました。やはり激しく海から吹く季節風で雪も飛ばされるようです。波がとても荒いと「波の花」が見られるのですが、残念ながら海は普通に荒れている程度で空中に乱舞する「波の花(海が荒れてプランクトンの死骸が泡になった物)」は見られませんでした。ここに住む人の事を考えれば不謹慎な発言ですが。

 
これくらいでは荒れているとはいえません。

 
岩の上には海鵜、下にカモメ

垂水滝

窓岩から海岸線を東に行くと垂水滝があります

 
トンネルを出たところにあります。

  高さ35bから落ちるこの滝は断崖から直接海に落ちる珍しい滝です。

滝壺から断崖沿いに遊歩道があったので、恐る恐る歩いていきましたがなんと道は途中で壊れていました。入り口に通行不能とでも書いてくれればいいものをと思いつつ、滑って海に落っこちないようにスゴスゴと引き返しました。

季節風が強いと滝が下から上に吹き上げられるのが見られるようです。


垂水滝から海岸線を望む

 この先海岸は東に真浦海岸、揚げ浜式塩田、仁江海岸、能登半島の先端禄剛崎まで続きます。仁江海岸まで行きましたが輪島経由で帰るつもりだったので時間を見計らって早々に海岸線を西に引き返しました。

千枚田


  曽々木海岸から輪島市に近くなったところに千枚田があります。海に面した山裾に広がる段々畑です。ここも能登観光では外せない光景です。


 千枚田の海の際

  田圃の前の荒れた海を眺めると能登の厳しさを感じます。木も季節風で傾いたままです。
この後、輪島の鴨ヶ浦海岸をめざし車を走らせました。


輪島、鴨ヶ浦へ