気比の松原と三方五湖

(2000年9月25日)

 この日の朝、テレビの天気予報で北陸の行楽地で晴れるところを見たら福井県の三方五湖だけでした。
そこで、福井県の敦賀の気比の松原を訪れてから美浜町・三方町の三方五湖に向かいました。

 金沢から高速道路で敦賀インターまで行きました。約1時間30分かかったでしょうか・・・
私は福井市に4年間住んでいたことがあり、その時に敦賀には仕事や遊びで幾度となく訪れています。しかし、気比の松原には行ったことがありませんでした。敦賀の道路はだいたいわかっているので迷わずに松原に到着する事が出来ました。
敦賀市はとても開けた感じの町で整備されているので道もわかりやすいのです。

気比の松原

 この白砂青松の気比の松原は、敦賀の北西、敦賀湾に面して南北400b、東西1500bに渡って赤松、黒松約1万5千本が生い茂る一大景勝地です。
 三保の松原(静岡)、虹の松原(佐賀)とともに日本3大松原の一つに数えられています。

気比の松原

最初、写真は駐車場を出たところから撮ったのですが、もろに逆光で松原が真っ黒になってしまいました。ここの松原の写真を撮るのには、その先の花城橋から撮ると全体が綺麗に撮れます。上の写真はその橋のそばから撮ったのですが、これは帰りにもう一度訪れて撮ったので夕方の暗い写真でやはり松原が黒くなってしまいました。
「気比社記」によると、748年(天平20年)にこの地に異賊が来襲したとき、天地が鳴動して一夜に数千本の松が出現、樹上には気比の神鳥のシラサギが群集したので、「一夜の松原」ともいうと伝えている。

福井県の歴史散歩(山川出版社)参照

 ここから見渡す敦賀湾の景色は美しく気分がスーっとよくなりました。写真を撮ったのですが、綺麗すぎて写真で表現するとイメージが逆に悪くなるのであえて載せませんでした。まあ、絵にも描けない美しさといったところでしょうか。

 平日ですが多くの人が訪れていました。パラシュートをつけてサーフィンみたいなスポーツをしている若者も数人見られました。あれはなんというスポーツなのでしょうか初めて見ました。

 さて、この松原を後にして三方五湖へと向かうことにしました。その前に、もうお昼を過ぎていたので腹ごしらえをしなくてはなりません。実はこのお昼の食事が自分の中ではメインでした。というのも、福井に住んでいたとき、先輩に敦賀のラーメン屋さんへ連れて行ってもらってからやみつきになったのです。敦賀は屋台ラーメンでも有名でその屋台から店を開いた一力さんという有名店がそこです。いつ行っても行列がある人気店です。案の定、待たされました。やはり、儲かっているのか私が行っていた10数年前とは店の雰囲気も変わり、大変こぎれいな店になっていました。でも、その味は昔そのままの味で、大変美味しく一気に食べてしまいました。これなら、大盛りにしとけばよかったと後悔はしましたが、美味しいものは程々にもう少し食べたいというところで終わる方が余韻が残っていいようです。

三方五湖

 敦賀から国道27号線を西に向かい約15分か20分もあれば三方五湖方面に曲がる道に出ます。そこから、三方五湖有料道路のレインボーラインを山の方に上がっていくと山頂公園の駐車場に着きます。駐車場からはケーブルまたはリフトに乗って登ります。どちらに乗っても確か往復500円ぐらいだったと思います。

 私はおばさんの団体とともにケーブルに乗って山頂公園に登りました。駐車場のすぐ下あたりや、駐車場からの景色も素晴らしいですが、やはり頂上からの景色は三方五湖を一望でき絶景です。

三方五湖

中央奧は菅湖、中央は水月湖、右奧は三方湖、

  しかし、残念ながら曇っていました。朝の天気予報は何だったんでしょう・・・

 でも日本海の方は青空が広がっていました。そこでしばらくその青空がこちらにやってくるまで待ち続けることにしました。(青空がやってくるのではなくて雲が風で流れていくのを待つのが正しい表現でした)

 なかなか青空になりません。そこで展望台でジッとしていてもしかたがないので公園を散策することにしました。

 ここには五木の園という石碑が建っています。この町の英雄五木ひろし先生の碑なのです。それでまわりを見渡してもいらっしゃるのがおばさんばかりなのも頷けるような気がしました。

 公園には五木節が響き渡っています。でも私にすれば、せっかくの素晴らしい景色での感動も半減してしまいました。もうやめて〜と心の中で叫んでいました。(別に五木ひろしの唄がきらいなわけではないのですが、ここではね〜・・・ファンの方、地元の方すいません)

  五木の園

碑のレコードに触れるとふるさとの歌が流れます

誓いの鍵
 
そこら中にかけてありました。

  またこの公園には誓いの鍵という鍵の自動販売機が置かれていました。鍵に誓いを書いてここにかけるのです。恋愛の事、禁酒、禁煙、などなど様々な誓いが書いてありました。このような鍵、何処かで似たようなのを聞いたような気がします。

 それよりも気になるのはこの鍵の多さです。ひとついくらか忘れましたが、この数を数えてこれで10万これで何万とお金の計算をする夢のない私でした。でも、よー儲かっとるわ!

 また鍵ばかりじゃないのです。かわらけ投げと言ってお酒を飲むあのかわらけに願いを書いて谷に投げるのもありました。これも自動販売機でかわらけを買うようになっています。これも何処かで聞いたような・・・・
私のそばにいたお姉ちゃんとおばさんとお兄さん二人のグループが鍵とからわけを早速買っていました。毎度あり〜!

この公園に1時間もいたでしょうか、空は少し明るくなりました。それで写真の撮り直しです。でも、やはり西の方はまだくもっていました。
この時写した写真です。パノラマにしました。ここをクリックしてみてください。

 先程のグループのお姉ちゃんがここで写真を撮ろうと後ろで言っています。そして、「おっちゃんに撮ってもらおうよ」するとお兄さんが「ちがうでしょ、お兄ちゃんでしょ」と言っているのです。

 ギクッ、もしかしてそのおっちゃんとは・・・そこには私とそこの係りの人しかいません。どうもこのグループ、飲み屋のママさんとそこのお姉さんとお客二人と言った関係に想像できました。

 それで、さっきからキャピキャピとうるさいなあ〜と思っていたのです。そんな時におっちゃんです。もう無視、無視、・・・後ろを振り返らずスタコラサッサとその場を立ち去りました。しばらくしてから後ろを振り返ると係りの人がカメラマンになっていました。やっぱりおっちゃんは係りの人だったんだと、勝手に思いこんで気を取り直して景色の撮影に没頭しました。

日本海

若狭湾国定公園となっています。

リフト

絶景を見ながら下ります。

 さて、写真も撮り終わってので駐車場に下りることにしました。頂上にはほとんど人がいなくなっていました。それでケーブルで下りるのには待つことになるので、リフトで下りることにしました。眼下の海を見ながら気持ちよく下りて行きました。ところが前の人がリフトから降りることが出来なかったため臨時停止してしまいました。私は宙ブラリンです。でも、すぐに動いて駐車場に到着しました。
 駐車場に着くと山を下りて敦賀にもどりました。

 敦賀では気比の松原の写真を撮り直し、今度は高速を使わずに越前海岸沿いを経由して帰宅しました。

久々子湖

養殖の筏が浮かんでいました。

おまけ

 三方五湖から敦賀の間の国道沿いのドライブインに入りました。そこには五木と名が付くお菓子などのお土産が幾種類もならんでいました。五木ひろしファンの方は是非お立ち寄り下さい。

  また、敦賀より西の若狭路の海は大変綺麗です。敦賀半島のダイヤ浜、水晶浜といった浜は昔行きましたが大変透き通った綺麗な海です(ただし、近くに原発がありますが)。海水浴には若狭の海はお薦めです。でも、夏は敦賀インターからの渋滞に悩まされました。今はどうか存じませんが。