岩室の滝
(いわむろのたき)

(2000年8月28日)

 この日は岐阜県国府町の宇津江四十八滝と富山県有峰湖をドライブしたあと、帰り道に高速道路立山インターに近いここを訪れました。

 一応、地図を見ていったのですが地図にない新しい道路も出来ていて迷いました。そのうちに滝までの案内標識があったのでそれをあてに車を走らせました。途中から狭い道になり不安になりましたが、なんとか滝の遊歩道の入り口まで着くことが出来ました。
 車が一台止まっており、入り口に書いてある滝の説明を熱心に読んでいるおじさんがいたました。そのおじさんに「滝までどれくらいかかりますか?」と聞くと「そうだね男の人なら10分ぐらいかな?」と教えてくださいました。そして、「ひとりでとっても寂しかった・・・」と妙なことを口にされました。変なことを言う気持ちの悪いおじさんだなっと思いつつ滝に向かって歩きました。

やはり、おじさんの言われたとおり10分ほどで滝に着きました。


遊歩道


幽玄な滝です

富山県指定 天然記念物
    昭和40年1月1日指定

「岩室の滝」

概説 
 白岩川の支流である虫谷川にかかる滝で
、落差は24b滝壺の直径は10b、滝壺の
水深は5メートルほどである。

滝に向かって右側に横穴があるが、これは、
軟弱な泥岩が逆巻きながら落下する水や、
滝の飛沫で削られてできたもので、ここから
「岩室の滝」の名がついたものと思われる。

 この滝はとても美しく一本筋にス〜と勢いよく落ちていました。また、まわりの雰囲気から幽玄な感じもします。ここは行き止まりなっていて滝の横には大きな穴()が開いています。写真で見るよりは薄暗く、まわりはじめじめとしています。とても静寂な中に滝の轟音が聞こえるだけです。

 なにか背筋が寒くなる感じがしました。幽霊が出てもおかしくないような感じで滝には感動しますが、早くこの場を立ち去りたい気持ちになりました。ここには一人では来ない方が良さそうです。

 それで、おじさんが妙なことを言ったのも頷けました。私もこの後、人に聞かれたら「誰もいなくて一人で寂しかった・・・」と言ってしまったでしょう。

 しかしながら、この滝の美しさはすばらしいものです。今年は今までに沢山の滝を見てきましたが、私の中でベスト5に入る滝でした。


滝壺。右には大きな室(むろ)

その後、立山インターから高速道路を夕日を見ながら帰りました。