越前海岸

(2001年1月29日)

  この日冬の日本海を見に福井県の越前海岸に向かうことにしました。金沢から高速北陸道にのって鯖江インターでおり国道417号365号を宮崎村、織田町を経由して越前海岸の越前町梅浦にでました。所要時間は1時間半程度です。

梅浦


梅浦漁港

 鯖江インターから越前海岸まで出る道は、ことしの大雪でまだまだ多くの雪が積もっていました。しかし、海岸近くなると雪は少なくなり、海岸に出るとまったく雪の姿はありませんでした。海からの強風で雪は吹き飛ばされているようです。

さほど風があるでもなく、どちらかというと時々日も差す穏やかな天気でしたが、海はそれでも冬の荒海を感じさせました。ここから南へ行くと河野村、敦賀市方面まで海岸線が続きます。

今回は北の越廼村、三国方面へと石川県方面に戻るようにドライブしました。

 
梅浦の海岸

越前岬と水仙

越前海岸線(国道305号線)は荒海に浸食されて出来た奇岩が続き、その男性的な海岸美に見とれていると気がつかないのですが、海と反対の崖には可憐な水仙が一面に咲いています。それはこの海岸線づたいにずっと続きその広さは日本一といってもいいと思います。

海岸線にある玉川温泉を過ぎるとすぐに越前岬に出ます。そこから山を上がっていくと越前町の水仙ランドがあります。敷地一面水仙が群生しており、散策路や展示館などの施設が完備されています。


越前岬、水仙ランド

この水仙は11月から2月が見頃です。水仙は可憐な花を咲かせていますが、真冬の日本海の寒風にもジッと耐えるすがたは福井県の県民性をあらわしているともいわれています。


越前岬灯台

 
可憐な花

ここにある越前岬灯台は130bの断崖の上に建っています。昭和15年に点灯されたそうです。


雪の下になっていても花は強く咲いていました。

  なぜこの越前海岸一帯に水仙が自生しているかというと、ある悲しい伝説があるそうです。ある兄弟の愛の板ばさみに苦しんだ娘が海に身を投じてしまったそうです。その翌年にどこからともなく流れ着いた球根からこの水仙が咲いたといいます。村人達はその水仙を娘の化身に違いないと育てていったそうです。この花の可憐さはそんな伝説を語ってくれているような気さえします。

 
密集しています

 
アップ


 風で横倒しになっても力強く・・・

 
このような水仙畑がずっと続いています。


その2呼鳥門へつづく