花菖蒲の寺、大安禅寺

(2001年6月18日)
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 花菖蒲の見頃となってきたこの日、花菖蒲三昧の一日にしようとまずは福井市にある花菖蒲の寺大安禅寺に向かいました。
 金沢から北陸自動車道にのり福井北インターで降ります。
そこから越前海岸へ行くようにして国道416号を走ると約25分で看板がありそこを曲がっていけばすぐ着きます。

 駐車場には観光バスが数台、自家用車が沢山止めてありほぼ満杯でした。入り口で拝観料500円を支払い中へ進みました。月曜日とあってほとんど年輩の方が訪れていました。

 山裾に花菖蒲園があります。まわりには紫陽花が花菖蒲を取り囲むようにして植えたありましたが、紫陽花は少し盛りを過ぎたのかあまりパッとしませんでした。
 花菖蒲は7分ほどが咲いており、もう数日したら満開というところでした。

それでも色とりどりの花菖蒲は見事でした
 
 この時、幼稚園児の可愛い団体さんが来ていました。
この花菖蒲園に着くなり全員「きれ〜い」の連発です。子供は素直ですね。
大人になるとそんな素直に表現することも少なくなるのでしょうか。

でも、おばさんばかりの団体ではどこへ行っても同じように「綺麗〜」「素敵〜」の連発が良く聞かれますです。
まあ、こちらの方はかしましいというか雰囲気ぶちこわしのことも・・・(女性の皆さんすみません。たまたまそんな団体に出会うことが多いようで)
 花菖蒲園から山を上がっていくと福井藩歴代藩主の廟所があります。

急な坂道を登っていきます。
 息切れしだした坂道の途中に左のような看板が・・・意地の悪そうな和尚さんの笑い顔を見ているとなにくそという気になってきます。(笑)
 でも看板の先は右の長い坂道。またあの笑い顔が小憎たらしくなってきます。

松平家永代廟所(千畳敷)
 坂道を上りきるとようやく松平家永代廟所に着きます。
正面には藩祖・結城秀康、右側に第三代忠昌、その他福井藩主代々の墓石が並んでいます。石畳には福井の名石「しゃくだに石」の石畳が1360枚敷き詰められており、「千畳敷」と言い伝えられています。

この墓石は上野寛永寺の徳川将軍の墓より大きいそうです。
 万治元年(1658年)第4代福井藩主松平光通公が両親、および祖先の恩を忘れないため、ここを建立したそうです。

第4代藩主、松平光通は徳川家康の曾孫福井藩祖結城秀康の直孫にあたります。

葵の紋が彫られた石の扉
 境内には雰囲気のいい茶店もあり一息つくにはいい場所です。
 本堂正面には沙羅双樹の樹があり、ちょうど花が咲いていました。沙羅双樹はナツツバキのことです。
沙羅双樹の大木もこのお寺での見所の一つです。

沙羅双樹
本堂の中も拝観できます。
古いふすま絵もあり古寺らしい落ち着きのあるお寺でした。ちょうど宝物の屏風絵展もやっており貴重な文化財を拝見することも出来ました。
 こうして花菖蒲を拝見し松平家廟所、本堂と拝観して歴史を刻んだ古寺を十分堪能する事が出来ました。

その後、福井県と石川県の県境付近にある北潟湖の花菖蒲園へと車を走らせました。

松平光通公