有峰湖
(ありみねこ)

(2000年8月28日)

 この日の午前中は岐阜県国府町の宇津江四十八滝に行きました。そこから国道41号線を神岡町まで戻り「星の駅・宙(スカイ)ドーム・神岡」で食事をしたあと、上宝村から山間部を富山県有峰湖へとドライブしました。


牧場

 上宝村から双六川沿いに山に入っていきます。徐々に標高の高いところに上がっていきます。途中牧場もあり、先程、昼食に食べた「飛騨牛カレー」の軟らかい美味しい肉を思い出しながら、牛さんに心の中で合掌しながら車を走らせました。

 だんだんと高原の涼しさが肌に感じられるようになってきました。有峰湖近くになるところに料金所があり、そこからは有料道路となります。通行料1、800円を支払いしばらく走るともうそこは有峰湖です。下の方に全貌が見えました。このところ雨が降っていないせいか、水位も低いようで水面から上に土の地肌も見えています。

 途中に遊歩道の看板があったので早速、車を止めて歩くことにしました。案内板によると20分ぐらいで有峰湖の半島のような箇所に着きます。さぞかし眺めがいいだろうと期待して歩きました。遊歩道にしては道幅も広くとってあるのですが、誰かが歩いた様な形跡はありません。

 少し不安になりながら白樺林の中のその遊歩道を進みました。10分余りたった頃にその終着点に着きました。ところがあまりにも木の葉が生い茂っていて湖は微かに隙間から見えるだけです。他にこれと言ってめぼしいものはなく、あると言えば三角点だけでした。


変わったものといえばキノコが生えていたぐらい

 完全に期待を裏切られました。ここまで歩いてきたのが完全に時間の無駄になってしまったようです。もう、馬鹿らしくなり車へと急いだのは言うまでもありません。


白樺林が続きます

さて、有峰湖周辺はとても涼しく下界の猛暑がウソのようです。しかし、空がだんだん怪しくなってきました。少しポツリポツリと降ってきました。向こうからマウンテンバイクに乗った少年達が一生懸命ペダルをこいでやってきます。

夏休みにこんな素敵な場所でサイクリングとはいい想い出になるでしょう。夏休みはボーイスカウトで毎年キャンプをしたり野外活動を楽しんでいた少年時代がふと思い出されました。ああ、あのころが懐かしいものです。過去に戻れたら・・・

空は曇天です。有峰湖周辺をまわっているのですが、林が邪魔をしてなかなか湖を見ることが出来ません。しかし白樺林を眺めながら窓を開けて新鮮な涼風を感じてのドライブは最高です。
ようやく、湖が見える所に来ました。やはり水が少ないのがわかります。
 有峰湖は常願寺川支流の和田川を堰き止めた有峰ダムによって出来たダム湖です。ダムは昭和35年に完成した高さ140m、長さ500m、最大貯水量2.2億立方メートルの電源ダムで富山県では黒四ダムに次ぐ大きさです。

 この付近一帯は、昭和48年に県立自然公園に指定されており、湖底に沈んだ有峰集落を伝える有峰記念館や、有峰青少年の家、キャンプ場などがあります。標高1,000〜1,200mの盆地で広葉原生林で蔽われています。
 


有峰ダム


展望台より

 写真ももう墨絵の世界です。黒い雲が立ちこめもう雨も本降りになりそうです。半袖シャツだと肌も寒々としてきます。

 前に一度ここに訪れたときはとてもいい天気で真っ青な空に真っ青な湖がとても綺麗でした。この広大な湖は訪れた人に必ず感動を覚えさせてくれます。

 ここは薬師岳黒部五郎岳といった山々の登山口にもなっています。またダム近くでは家族でキャンプやバーベキューを楽しむ事も出来ます。芝生の広場もありますので野外での遊びには事欠きません。

野鳥観察植物観察なども出来る遊歩道もあります。

さて、ここで植物観察コースの遊歩道を歩こうと思ったのですが、雨がいよいよ本降りになりました。このまま待ってもやみそうにないので、心残りでしたが有峰湖を後にすることにしました。

ここから次に富山県立山町にある「岩室の滝」へとドライブを続けました。